藝祭だ

2日間行ってしまった。

 

浮世から2mmくらい離れてる人達が多くて羨ましかった。半分の学生は就活しない理由が何となくわかる、スーツ着て歩くのがとってもアホらしく思える。

あと上野という土地と絵画棟の大きい窓が素敵だった。光の入り方、風、額縁のような窓。

 

 

作品に関しては自分以外の人が見ている世界の切り取り方が見れて、おもしろかった。

 

自分が見ている現実は本当に一部でしかなくて、同じ時代や日本で生活していても人によって全く見えているものは違うんだという当たり前のことに気がつく。 

普段から自分の気持ちをスルーしていれば、分かりやすいものに流されていく。それが大多数の意見に、そして「正しさ」が作られていくんだろうな。とか。

 

 

それとは別に展示を見ている途中で、後ろで学生が何かのアートについて真剣に討論してるのを聞いた。

その時上手く言えないけど膨大な人生のあり方に途方に暮れてどうしようもない気持ちになった。

全ての人生を体感することは出来ない

自分の範囲内でしか世界を見れない

 

芸術を極めたり理系だったら自分の専門分野を極めたり、私には分からないような世界が大学にはたくさん広がっている。大学以外でも。

その全てのあり得たかもしれないジャンルの人生や知識に踏み込めない事がもどかしい。欲張りだけど。

 

かといってストイックに勉強しないのが私の悪いところである

だから本を読まなきゃいけないねという話だったりそうでなかったり 。

 

 

絵とかアートは余白があって安心するな 息ができる

 

8月でブログ辞めるつもりだったけど思考の整理ということで